【IBIZA総集編④】Ibiza イビサのクラブ・パーティー情報まとめ:チケット購入方法 etc. Amnesia アムネシア / Pacha パチャ / Ushuaia ウシュアイア / Hi / DC-10
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イビサのクラブ・パーティー情報の総力編です。今回はイビサ歴10年以上、毎年のようにイビサに行っていた友人の力をかりましょう。
今回の記事では、クラブごとにそのクラブで開催されているパーティー、チケット購入方法やおすすめの時間帯なども紹介していきます。※最後のイビサ旅行はコロナ直前の2019年8月です
ココからは、友人がまとめた情報です↓
事前調査
やはり皆さん、イビサに行く主な目的はクラブのパーティーという人がほとんどでしょうから、行きたいクラブやパーティー・DJは事前に調べると思います。各DJのインスタなどでも分かるかもしれませんが、基本的にイビサの全パーティー情報が全てまとまっているIbiza-spotlightの Party Calendar を確認しましょう。最近は直接チケットも買えますし、パーティーに限らずイビサに関する情報が満載のサイトです。
● ibiza-spotlight.com のParty Calendar
(PC画面推奨、文字情報量が多いので、画面が大きくないと閲覧するのがツラめ)
● 2024年8月分
稀にDJがキャンセルになってることも有りうるので、クラブの公式ページやインスタなどもチェックした方が良いです。人気DJは夏の間にヨーロッパ&北米を飛行機で忙しく飛び回っているので、「直前に飛行機に乗り遅れた」という事はまぁまぁあります。エージェントが有名DJを数人ずつパーティー/イベントにアサインしているようで、イビサには小グループでまとめてプライベートジェットで来ることも多いです。イビサ行きのフライト数が多いのでパーティーに遅れるDJはあまりいない気がします。クラブやイベントオーガナイザーとの契約もあるので、DJとしても頑張ってやって来るのだと思います。
チケット購入方法
まず、チケットは基本的に「オンライン」か、街のバーやレストランに居る「チケット販売員」、酒屋や商店、ホテルのフロントなどで購入できます。
2010年くらいまでは、バーなどのチケット販売員やホテルのフロントなどでのチケット代理店販売が主流でしたが、2010年代半ばなると徐々に公式オンラインサイトから買えるようになってきました。今はずいぶんと便利になりました。
販売員はレストラン・バーが閉まる時間にはいなくなることが多いので(自分も関係者としてクラブに遊びに行ったり)、24時を過ぎるとだんだんとその日のチケットを買うのが大変になると思います。あとは直接クラブで当日料金で入れるので前売りチケットを持っていなくても入れます。
しかし、当日払いの列には、「DJの知り合いだから~」とか、「誰々の知り合いだから~」などと言って、入口でゴネてゲストリストでディスカウントをもらおうとしている酔っ払いの若者などが列を止めたりしてることも多く、そのせいで無駄に列に並ぶこともあるので、基本的には事前にチケットを買って行った方が良いです。チケット持っていると、あっさりクラブ入りできます。
チケット購入の最終手段は24時間営業のホテルフロントです。夕食を食べてホテルに帰って来てから、やっぱりクラブに行こう!となった時に、ホテルで身支度を整えてからタクシーを呼んでいる間にチケットも買えるので便利です。しかもチケットの値段も街中の看板などに書いてる値段とほぼ同じだったりします。
ただ、このチケットは見た目が残念です。日本でもよく見かける手書きの領収証みたいなやつに、オッちゃんが手書きで書いてくれるショボい紙切れをもらう事が多く、一瞬「コレで大丈夫なの?」と不安になりますが、大丈夫です、ちゃんと入れます。(笑)
自分は数回そのショボい紙切れでクラブに。
おそらく、街の商店やホテルでのチケット販売は、チケット販売手数料を街に還元するためのものでもあると思います。そうやってクラブ側も手数料を渡すことでクラブビジネスを認めてもらってる状況なんだと思います。持ちつ持たれつ、という島の状況なのでしょう。
事前購入するなら、上記のParty Calendarから直接買うのが簡単だと思います。早めに買うほど安いし、早い時間に行くほど安いチケットが買えますが、やはりクラブオープン直後の24時前後にクラブ入りするとまだガラガラです。
日本人の場合だと2時前入場のチケットを買ったら、ちゃんとその時間までに行くと思いますが、多くの人たちはたぶん間に合わないケースが多々あるハズなので、遅れたらどうなるのかは知りません。クラブ側としても早く来てドリンクとか買ってね、ってことでディスカウントしているのでしょうね。
体力的に朝まで頑張れるなら深夜1時前までに入るチケットが安くて良いでしょうけど、その時間でもまだ比較的空いてると思います。空いてるとクラブ内を簡単に探索できるし、早めにバーのスタッフと顔なじみになれたりできる?ので、それはそれで良いかと思います。混んでる時間帯はバーのスタッフ争奪戦になりますので。
深夜になってもみんなクラブに入らずどこで何をしているのか?というと、まだレストランでご飯を食べてたり、バーで飲んでいたり、酒屋で買ったハードリカーのボトルを持ってホテルや公園、ビーチなどで飲んでいたり、でしょうか...クラブ内の酒が高いので気持ちは分かります。
自分たちも2時以降にクラブ入りすることが多い気がしますが、1時から2時の間にクラブ入りできるとちょうど良い気がします。自分でレンタカーを運転していかない場合は、タクシーを捕まえられるか?の問題もあるので、時間には少しゆとりを持っておくとよいでしょう。
パーティーのピーク時間は、3時~5時くらいの印象ですが、ゲストDJ・アーティストにもよってはもっと早い時間でも人が多い場合があります。とにかく、アルコール等の酔いも手伝って3時頃~朝までは盛り上がりっぱなしです。単純に音楽とダンスを楽しみに来ている人は、早い時間から水のボトルを手に持ってガンガン踊ってる気がします。あの類の人たちは、朝まで疲れ知らず...です(笑)。
入場チケットを買ったり、クラブ内でドリンクを買う時は全てカードで支払うことができます。稀にカード支払用端末の故障?などで「現金のみ」と言われることもあるけど、基本的にカード支払いだけです。もちろん現金でも可能ですが、現金はもうちょっと違うものを買うときに使っているようでした。
各クラブの入り口前にはタクシー乗降所があり、その近くにいると白タクの人が声をかけてくるかと思いますが、基本的にNo Thanks...で普通にタクシーを待った方がよいです。その昔酔っぱらって白タク乗ったら、乗合タクシーでなかなか宿に帰れなかった覚えがあります...イビサにはUberもないし、違法な白タクに乗っても何も良いことはないです。短時間でできるだけ多くの客を乗せて稼ごうとしてるのがイビサの普通のタクシー運転手です。怖いぐらいガンガンに車を飛ばしてあっという間に目的地に連れて行ってくれます。
以下、各クラブについて...
Amunesia Ibiza アムネシア
公式ページ: https://www.amnesia.es/
元祖フォーム(泡)パーティーで有名なアムネシア。かつては月曜日にSven Vathの大人気レーベルのパーティー「cocoon」をやっていたりと、イビサでも代表格です。
ここはクラブの外にamnesiaのグッズショップがあります。
場所は東のイビサタウン側から西のサンアントニ側へ向かう幹線道路の真ん中ちょっと手前にあります。場所柄タクシーで行くことが多いかと思います。クラブが営業終了する朝方にかけてタクシーがどんどんやってきますが、みんなが一斉に出てくるとタクシーもしばらく待つことになります。同時にディスコバスも東西両側の街に出ているので、バスも使えますが、出発するまでちょっと時間がかかるし、バス停などで降りることになるので、早く帰って寝たい場合はタクシーが便利です。
駐車場があるので車でも行けます。ただ車で行く場合は、駐車場に入れるのではなく、坂になっている目の前の大通りをサンアントニ方面にちょっと上ったところにあるラウンドアバウトから側道に入ったところに車を停めて、歩いて下ってくるのがオススメです。駐車場を出たところでやっている飲酒の検問?などに無駄に引っかかることが無くなりますし、最悪、車を置いてタクシーで帰れるので。
メインフロアとテラスの2つのフロアが横に並んでつながっています。人気パーティーだとバルコニーはVIP席専用になっていたり、バルコニーアクセスチケットを購入すると入れるエリアになっていたりします。バルコニーからは眺めも良いし、トイレもマシだし、とにかくドリンクを買いやすいのでお勧めです。ダンスフロアからバルコニーやVIPに上がる際にはセキュリティースタッフがいますが、リストバンドで人を見分けている感じです。
本当に人が入りきれないような人気パーティーの時は、外にもチルアウトスペースみたいのがあった時もありました。
VIPテーブルは1人当たり400~500€くらいからのミニマムチャージだったので、4人だと1600€〜2000€ぐらいです。みんなでパーッと飲みたい場合には早くから行って、ボトルを開けていくとよいかと思います。ボトルの値段もやたらと高いので、アルコールを飲むのならミニマムチャージ分は簡単に使えると思います。アルコールを飲めないと単純にテーブル席料金みたいになるので割高ですね。公式ページのメールフォームで問い合わせると座席表と値段表を送ってくれます。基本的にクレジットカード支払いです。
・泡パーティー(Amunesia)
確か90年代前半にはフォームパーティーをやってたと思います。当時はNHKのBSでその様子の映像を流したりしていました。そういったことから歴史はあるのですが、現在の泡パーティーはそんなに人気がなく、初めてイビサに遊びに来る観光客向けのパーティーといった感じです。なので、音楽がちょっと残念な感じだと思います。
昔は週2回くらいやっていたような気もしますが、今は週1回木曜日のBreshというテラス側でやるパーティーに組み込まれているようです。基本的に泡が出るのはメインフロアの方で朝方の4時とか5時頃の最後の方なので、本当に最後の泡が出るところだけを楽しみに行くとよいでしょう。
初イビサの場合は是非1回は行った方が良いと思います。Queen「We Will Rock You」の曲が合図となって泡が降り注ぎ始めますが、その泡の量がすごくてビビります。身長が低い人は、フロアで泡が降ってくるところにいると本気で死の危険を感じます(笑)。設備をこんなに濡らしてよいのか?って心配になるくらい泡だらけになり、最後は水が降ってきてシャワー状態で終了します。ビーチサンダルで行く方が良いけど、泡で見えない床に割れたグラスがあったりしてちょっと危なかった気がします。女子はアジア人だからとか関係なく調子に乗った若者男子に痴漢されたりしてるみたいですのでご注意を。泡でスマホや財布が濡れたり、サングラスを落としたりしたらヤバいのでジップロックや濡れても良いリュックみたいなものを準備して、余計なものはホテルに置いていきましょう。
このパーティーだけは自分のレンタカーで行く方がよいです。朝濡れた状態でクラブから外に出るとかなり寒いですし、タクシーに乗せてもらえなかったりします。バスタオルは売店などで売っていた気がしますが、自分の車に置いておくと安心です。
そんな感じなので、そもそも隣のフロアに避難して泡に一切触れない人や、足だけ触って写真だけ、という人もいます。が、せっかくなので泡まみれになるほうが楽しいでしょう。
・elrow エルロー (Amunesia)
elrow公式ページ:https://elrow.com/en/tours/ibiza
アムネシアで毎週土曜日にやっているパーティーです。イビサのパーティーの中でも一番派手?な、めちゃくちゃパーティー感のある大人気イベントがエルローです。屋外のushuaiaでもやることがありますが、やはりこの屋内の方が断然雰囲気が良いと思います。もう長いことずっと人気で、このパーティーだけはチケットが売り切れるので、土曜の夜にイビサに滞在しているなら即チケットを購入した方がよいです。本当に混むイベントなので、アムネシアのibiza-spotlightではなく、オフィシャルサイトでバルコニーチケットを購入するのがおススメです。
2024年の値段は少し料金が高くなって、一番安いEarly Birdチケットで€70です。Early Bird Balcony Ticketが手数料込みで€99なので、断然こちらをお勧めします。また、アムネシアの場合はドリンクチケットも前売りでまとめて買うと少し安かったはずなので、合わせて買っておくとよいです。ビールはソフトドリンク扱いで5本分で50€.....現地で直接買うよりは安いです。オンラインで買ったドリンクチケットは、クラブの入口でまとめてドリンクチケットを貰えました。小さいドリンクチケットを一気に5枚ほど渡されると落として失くしそうでちょっと不安ですね。
PRIVILEGE IBIZA (Closed)
プリヴィレッジは、ギネスにも登録されている世界最大級のナイトクラブということでしたが現在はコロナ後からクローズしているようです。
かつてはパーティーManumissionなどもやっていましたが、ここ10年くらいは徐々にイベント数も減っていたので、箱が大きすぎることもあり維持ができなかったのでしょう。このクラブはアムネシアよりもう少しだけサンアントニ側の高台にあって、クラブ内で音を聞きながらイビサタウン側から昇る綺麗な日の出が見れるのが印象的でした。またいつか復活してくれるでしょう。
Pacha パチャ
公式ページ: https://pacha.com/events
このクラブには併設のレストランがあり、このレストランで飲み食いすると無料でクラブへ入れます。食事は料金が高めですが普通に美味しい良いレストランです。もし、コースメニューがあるようなら、高いチケットを買わず、その分を食事に使って入れるのでかなりお得です。テーブルで会計をした後に、レストランの奥にあるクラブへの入口から普通に入れます。レストランスタッフに聞けば入口を教えてくれます。
日本人にとってちょっと残念なのはヨーロッパの高級リゾートにありがちな日本食をテーマにしているところでしょうか...こんな値段で枝豆は食べたくない!となりますが、寿司のプレゼンテーションは良かったです。基本的に肉料理を食べるのがベストです。
2024年のibiza-spotlightには 'Dinner at Pacha Restaurant + Entrance' という、初めからレストラン予約がオンラインでできるミニマムチャージ式のプランが表示されています。料金は1人あたり約125~200€となっていますが、パーティーチケットが60~100€くらいなので、そのチケット分が食事代になるのでお得ではあります。
予約時間は一番遅くて22時しか選べないので、ゆっくりクラブ入りしたい人は直接レストランのページから23時頃を予約したほうが無難だと思います。
このクラブは全体的にVIPテーブルが多く、来ている客層もヒールを履いている女性が多かったりして、高級ホテルが多いエリアなだけに雰囲気が少し違います。それでいて人気があるパーティーだと人が多すぎて満員電車状態だったりして、なかなかツラいです。ドリンクも基本的にイビサの中では一番高いです。
レストラン公式ページ:https://pacha.com/restaurant
Ushuaïa ウシュアイア
Hï Ibizaの道路を挟んで向かいにあるプラヤデンボッサのビーチ沿いにあるホテル兼クラブです。かつてはJet Apartmentというグループや家族向けの滞在用アパートメントの建物だったと思うのですが、丸ごとクラブに改装して、その真ん中の広いプール部分にステージを作ってダンスフロアにしたのがこのUshuaïaです。
クラブ自体は屋外クラブで、営業も昼間から夜24時までです。24時でキチンと終了します。この辺は営業許可の問題だと思います。
EDM系のパーティーが多めで、David Guetta、Martin Garrix、Calvin Harris、Swedish House Mafiaなどが毎日交代でやっています。HouseレーベルのDEFECTEDも今はここでレーベルパーティーをやっているようです。
AviciiがDJを引退する前にやっていたのもここです。最後はだいぶやる気がなさそうでしたが…たぶん契約上しょうがなくプレイしていたのかと思います。今も生きていればいいを曲いっぱい作っていたのでしょうけど...
屋外なのでそれなりに暑いです、昼間からというよりは、少し陽が落ちてくる夕方から行く方が良いですが、どちらにしても暑いです。
そして屋外なので音量はそうでもないかと思いきや、めちゃくちゃ音デカいです。
Hï Ibiza(旧:Space Ibiza)
もともとSpaceというイビサを代表しているクラブがありましたが、2016年にクローズして、ほぼそのまま建物を流用して、新しい名前Hï (ハイ)として2017年にオープンしました。
Carl Cox - Space Ibiza |
個人的にはHï にはまだ行ってませんが、行った人に聞くと相変わらず良いクラブのようです。目の前にあるUshuaïaと同じ系列クラブだったと思います。以前よりハウス・テクノ系のイベントが減ってEDM系のクラブイベントが増えていました。ただ、徐々にハウス・ディープハウス系が増えてきている印象です。
TALE OF US がやっているレーベル「Afterlife」のパーティー「Afterlife」はここ最近ではかなり人気です。人の形が逆さになっているあのシンボルマークが特徴的です。また、Black Coffeeがやっているパーティーもオープン当初から安定してここで開催されています。Eric Prydzのイベントも3Dのビジュアルシステムなどを使ったりするのが有名で、パーティーイベントというかショーとしてかなり人気です。
David Guettaもオールナイトのパーティーはここで最近やっています。
Club Chinois
2022年に新たにPachaの向かいにある高級ホテル Ibiza Gran Hotel 内に出来たようです。新しいので、まだ行ったことがなく、次にイビサに行くことがあればぜひ行ってみたいと思います。場所的にもPachaと同じような高級路線なのかと思います。
このクラブ名からもわかる通り1920年代の上海をテーマとしているようです。パーティーとしては、古代中国のイメージからインスパイアされたFranky Wahのレーベル「SHÈN」のパーティーをやっており、まさにこのクラブ向けのイベントでしょうか。あとはLUCIANOのレーベル「CADENZA」のパーティーやドラッグクイーン的なパーティーLa Troyaがあります。あと目玉となるのは Above & Beyondのディープハウス系の人気レーベル「Anjunadeep」のパーティーもここでやっているようです。
DC10
公式ページ: https://dc10ibiza.com/en/
イビサのクラブは、そのイベント毎に音が変わることが多いですが、このDC10だけはハウス・テクノ系のクラブとして安定的な人気があり、イビサの代表ともいえるクラブです。昔の飛行機の機種名DC-10がクラブ名になっている通り、ロゴは飛行機だし場所も空港滑走路の端っこにあります。夏のイビサは24時間飛行機が離発着しています。多いときは10分毎くらいに飛行機が着陸するので、クラブのほぼ真上を飛行機が駆け抜けていく様子は思わず写真を撮っちゃうと思います。飛行機が通るごとに盛り上がったりもしますが、クラブの中は爆音でそんなの関係なく終始盛り上がっています。
場所的にホテルからは遠いので車で行く人も多いでしょう。無料の駐車場がクラブ横の広大な空き地にあります。滑走路を横切ってクラブに向かいます。
全く飲まない人がいるのであれば、車で行けると便利ではあります…ですが、amnesiaとDC10に車で行った場合、帰りに必ず通らなきゃいけないラウンドアバウトのところで、絶対逃れられないようにして警察が飲酒の検問をやっていた時期もあります。これは地元警察とクラブとの関係もあるのでしょうが、いつやるのかは分からないので、「飲むなら乗るな」の精神でタクシーを使いましょう。
なお、帰りのタクシーもガンガンやってきますので、ここもタクシーで往復できます。
このクラブは2階とかもないし、基本的にVIPとかもなく、まさにクラブミュージック好き・ダンス好き…のための比較的小さいシンプルな箱となっています。外の砂利スペースにもバーやチルアウトスペースがあるのが特徴で、外気にあたりながらゆったりすることもできます。
パーティーチケットの料金も他に比べると安いですし、基本的に早く買って安いとかは無く、値段は一律の安心価格だったと思います。
ドリンク類も他のイビサのクラブに比べると少し安い価格になっており、水も昔は5€とかで安かったですが2019年には7€くらいにはなっていたかと思います。
トイレも外に一か所だけありますが、男性側でも個室の数がとても多く、トイレのためにそんなに待たなくて良いのも特徴です。セキュリティの人員はちょっと手荒な印象はありますが、このクラブでもしっかりしており、クラブの中では安心して楽しめますが、外のスペースとかで寝たりすると追い出されます。「寝るならホテルに帰ってくれ」という意味合いもあるでしょう。
また、万が一の人たちのために入口の見える場所に救急車が待機しているのもこのクラブの特徴でしょうか...どのクラブも同じですが、「何があったとしてもクラブの中では死なせない!」という強い意志がうかがえます(笑)。その昔Pachaで、4人のセキュリティスタッフに両手両足を持たれて裏口から?つまみ出される男を見たことありました...日本でよく見るような泥酔状態で一人で自立歩行できない状態になると、イビサでは間違いなくクラブを追い出されます。
クラブとしてもDC10は、DJ的に登竜門的な感じもあり、ハウス・テクノ系のDJにとってもここで回せるのは名誉なことではないかと思います。
ここのパーティーは毎日やっているわけではなく、多くても週に2~3回でしょうか。月曜日にやっているDC10の代名詞ともいえるパーティー「Circoloco」がダントツ人気です。激混みです…。
▶その他
他にも小さいパーティーは多くありますが、上記がイビサに行く時には欠かせないおすすめのパーティー/クラブです。また機会があれば別のところも追記します。
【注意!】スリについて
最後にスリについて...昔は皆無だったと思うのですが、バルセロナでも悪名高いスリの集団がイビサにも散見されるようになってきたと思います。
いくら混んでるクラブでも人にぶつかるのはマナー違反です。基本的に人を押したりってことはほぼありません。クラブ内でぶつかられたり、押されたりしたら、それはもうスリの一味だと思ってください、それくらいの用心深くなった方が安全です。手荷物やポッケの貴重品をすぐにしっかりと抑えて、すぐにその場から離れましょう。押してくる人とは別の人があなたの貴重品を狙っています。事前にドリンクを買ったところを見て、どこに財布があるか、どこにスマホがあるか、確認している可能性も高いです。
自分の友達は、Spaceでハンドバッグを開けられて、中から財布を抜かれました。ちょっと混んでいるところで人にギュッと押されて、その時にやられたようでした。直後に気付いて、明らかに動きがおかしかった女性二人組が犯人だったと気づいたようでしたが、すでに犯人はクラブ内から消え去っていました。感心するくらい、ものすごく手際が良いです。
ほかにもスマホをスリに取られた経験もあります。とにかくクラブの中の人は基本的にフレンドリーで楽しい島ではあるけれど、街中などで無駄に絡んでくるような人がいるようなら、ある程度警戒しながら相手をした方が良いでしょう。
では皆さんスリにも気をつけながらイビサのクラブを楽しんでください〜!